スポーツ

部活に変わる学生スポーツのロールモデル「総合型地域スポーツクラブ」

2016/05/06

今回は半分日記のような投稿です。私事で恐縮ですが、本日8月3日、29歳になりました。

 

プライベートで多方面からお祝いの言葉をいただき、自分の周りにいてくださる方々に、本当に感謝するばかりです。まだ始めて4ヶ月ほどですが、このどこの馬の骨とも分からぬ者が書くブログを読んでくださっている方々にも、感謝を申し上げます。

 

20130803

 

これまたプライベートなことで恐縮なんですが、ここ1ヶ月から2ヶ月くらいの間、周囲にいる仲間や友人に、ずっと励まされてばかりです。自分のことを認めてくれて、自分を応援してくれて、自分を心配してくれている人たちがいる。それだけでも十分に幸せなことなんですが、そんな人たちに色々な言葉をいただいています。

 

そして、身の回りにも少しずつ変化が。現在、本業としている仕事でも異動など含めて環境が変わりつつあります。社内のことなので詳しくは明かせませんが、社会人になって最大級の、転職した時のような大きな変化がこれからやってきます。

 

大きなうねりのようなものが、29歳になる誕生日前の1ヶ月強ほどの間に押し寄せてきた。これは、自分の人生が動いているように感じるのです。

 

そこでこのブログで、自分が将来叶えたいことを記しておこうと思います。これは自分の周りに細々と語ってきたことではありますが、あまり表立って自分の考えとして出してきたことはありませんでした。ただ、このタイミングで色々なことが自分の身に起こっている。きっと、この考えを語るタイミングなのだろうと思い、ここに記しておきます。

 

総合型地域スポーツクラブの普及

自分が将来叶えたいことの一つ。それは総合型地域スポーツクラブの普及です。

 

文部科学省が進めているスポーツ振興施策として「総合型地域スポーツクラブ」というのはありますが、それとはまた別の形。文科省の施策は「幅広い世代の人々が、各自の興味関心・競技レベルに合わせて、さまざまなスポーツに触れる機会を提供する、地域密着型のスポーツクラブ」というのが主旨。生涯スポーツとしての考え方がある一報で、競技としてのスポーツという考え方もある。私が考えるのは、どちらかというと競技スポーツとしての見地に立ったものです。

 

個人的には特に中学生のレベルで、今の“部活動”には限界が近付いていると考えています。

 

それは昨今騒がれている体罰の問題であったり、学校に紐付く教師の残業問題であったり。あるいは環境の問題。学校によってはグラウンドがない、グラウンドはあっても指導できる体制がない、そもそも部活がない、というようなことが起こっています。その学校のOBや大学生が指導をしている場合もありますが、その多くは無報酬か報酬があっても微々たるもの。そしてその指導も何年もは続けられないケースが多い。これから少子化が進む中では、一地域の中学校では、部活はあっても十分な人数がそろわない可能性も生まれてくる。

 

私立中学校に行くことを選べる、あるいはJリーグのジュニアユースチームに入れるような実力を持っていれば、こうした問題には出会わないかもしれません。しかし、環境や実力その他の課題があって、地元の公立中学校に通うことを選ばなければならない家庭も多い。そうした子供たちがスポーツをやりたいと思っても、その環境が用意されていない、ということが今起こっている。

 

日本のスポーツ=部活であり、教育と深く結びついてきた時代が長く続いてきた。スポーツをやりたければ学校でやるのが当たり前という固定観念というか、バイアスのような考え方も根強く存在している。しかし、教育と結びついてきたが故の弊害が、昨今あらわになってきている。教育がその変容を迫られる中で、部活動にも新たな形が求められることになるのは間違いなく、そこで考えるのが、ある程度教育から切り離した性質を持った、部活動に変わるロールモデルということです。

 

詳しくはまた近いうちに記事にしようと思いますが、部活動に変わる若年層のスポーツのロールモデルを実現させたい。それが将来私が叶えたいことの一つです。

 

そもそもこのブログが、将来自分がスポーツの世界に再び関わるため、将来自分がスポーツ界に対して何の貢献ができるのかを考えるために始めたものです。これまではスポーツに関連して世の中で起こっていることを採り上げるコラム形式にしてきましたが、それだけではなく、より自分の考えを具体化していくことも必要であると思っています。

 

スポーツに関わる人たちがきちんと報われる世の中にしたい

スポーツをやろうとする子供たちに十分な環境を用意できるようにしたい

スポーツの文化をもっと日本に浸透させたい

 

これが私の願いです。この願いを叶えるためにどんな発信をすべきか、ブログの形も考えていこうと思います。

 

これからもよろしくお願いいたします。

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